グリーフケアの集い パルタージュ メールマガジン 10月号
皆さま、こんにちは。ともいき京都事務局の近藤めぐみです。

この度は、私たちのメールマガジンにご登録いただき、誠にありがとうございます。

 

9月号の配信後、多くの方々にご登録いただいたことを受け、このメールマガジンを発行する経緯について、改めてお伝えさせていただきます。

 
大切な方を亡くされた方々の悲しみに対するケアは、まだ十分とは言えない状況です。
そのため、必要な情報が少なく、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
ともいき京都では、ご遺族の方々が想いを分かち合う場を提供するとともに、グリーフに関する情報を必要とされている皆さまと少しでも共有できればと思い、このメールマガジンを発行することにしました。

2024年9月より、毎月第1金曜日に『パルタージュ』という名前でメールマガジンをお届けいたします。『パルタージュ』とは、フランス語で「共有する、分かち合う」という意味です。
この名前に込めた思いの通り、皆さまのグリーフケアに少しでもお役に立てれば幸いです。

皆さまにとって「役に立つ」と感じていただけるような内容をお届けできるよう、努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今月の一言メッセージ
「これからのとき 大切な方を亡くしたあなたへ」(財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団)の冊子より、毎月一言ずつメッセージをお届けします。
今月のおすすめの絵本

グリーフケアに役立つ絵本を毎月ご案内します。一度手にとってご覧ください。

 

今月のおすすめの絵本は『さよならをいえるまで』です。

 

一番の友達だった犬のジャンピーが突然死に、それを受け入れられないハリー。ところが、夜中に窓の外にジャンピーの姿が!毎晩ふたりで遊ぶうち、ついに別れを悟ります。 

自分でできるグリーフケア
大切な人を見送った時、内側に“喪失”や“死”を体験し、自分自身が遠く感じられることがあります。そんな時、そっと自分の手で自分の身体に触れる“セルフタッチング”を試してみてください。皮膚への優しい刺激を通じて心を落ち着かせ、自分自身が“今・ここに在る”ことを思い出させてくれます。呼吸とともに、手のひらで身体のつながりや輪郭、感触や温かさを”あるがまま”に感じてみましょう。
まずは楽な姿勢で、足の裏やお尻が地面や座面に触れている感覚に意識を向けて深呼吸。吐く息とともに身体の重みを大地にゆだねます(約30秒)
次に、両手をすり合わせて手指の感覚を味わった後、手と手をあわせて合掌。“今、ここ”に意識を向けます(約30秒)
その両手をハート(胸の中心)に置き、吸うと膨らみ吐くと沈む呼吸の“ゆらぎ”を感じましょう(約30秒)
最後に、両腕を交差させて”わたし”を抱きしめる“セルフハグ”で、自分自身が大切な存在であることを思い出す時間を届けます。 

NPO法人タッチケア支援センター代表
中川れい子
ご遺族が思いをともに分かち合う集い
がんなどで大切な人を亡くされた方が、日々の生活のなかではなかなか話すことのできない思いを分かち合う少人数の集い『パルタージュ』を開催します。あなたの経験やお気持ちを話してみませんか。
日時:2024年10月6日(日)13:00~16:00
場所:Gallery Café ピレネー通り
〒604-8202 
京都市中京区衣棚通姉小路下る突抜町134 
シェモア御池衣棚103
参加費:無料、ワンドリンク制
定員:7名(事前予約制)
   満席となっております
次回は2025年1月の開催を予定しております。
スタッフ紹介
はじめての方も多くおられますので、もう一度、私たちの紹介をしようと思います。
 
近藤めぐみ 看護師
死別による悲しみを持ちながらも、大切な方との関係を紡ぎなおし、新たな人生を歩まれるお手伝いができればと思っています。 
 
田村恵子 がん看護専門看護師
大切な人との別れの悲しみはさまざまです。悲しみを抱きつつも一歩を踏み出すお手伝いをしたいと思います。

 

前滝栄子 がん看護専門看護師

グリーフケアの集いの場でみなさまとつながり合い、お気持ちが少しでも楽になれるようなお手伝いができればと思っています。

NPO法人ともいき京都の活動情報は下記よりご確認ください!

下京区, 京都市, 京都府, Japan