パルタージュ  メールマガジン 2025年3月号

桃の節句の可愛らしい雛段飾りが目に留まる3月のはじまり。春の足音をお届けできればと、ともいき京都の『パルタージュ』では、グリーフケアに関するメールマガジンを発行しております。

 

『パルタージュ』では、グリーフケアに関する情報をお届けしながら、皆さまの悲しみに寄り添い、想いを分かち合える場をこれからも大切にしてまいります。

※『パルタージュ』とは、フランス語で「共有する、分かち合う」という意味です。

今月の一言メッセージ
「これからのとき 大切な方を亡くしたあなたへ」(財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団)の冊子より、毎月一言ずつメッセージをお届けします。
今月のおすすめの絵本

グリーフケアに役立つ絵本を毎月ご案内します。一度手にとってご覧ください。

 

今月のおすすめの絵本は『おじいちゃんがおばけになったわけ』です。

死んじゃったはずのじいじが、土にも天使にもならずに、なんとおばけになってエリックの前にあらわれた!『おばけの本』によると、「この世にわすれものがあると、人はおばけになる」って書いてある。じいじとエリックは「わすれもの」が何なのかさがしはじめますが…。心に沁みいるデンマークの傑作絵本。 

自分でできるグリーフケア
立春を迎え、ベランダのミカンにメジロが訪れる季節となりました。可憐な姿と仲間思いの性質から、“春の妖精”と呼ばれるそうです。私たちも穏やかに過ごしたいものですね。
奈良・龍泉寺の『なで石』は、叩くと重く、撫でると軽く感じる石。「撫でるとは慈しむこと、叩くとは痛みを知ること」と住職は語ります。自分の心もそっと撫でて、軽くしてあげたいものです。
大切な人との別れは避けられません。私も深い悲しみに包まれましたが、故人との思い出や自然の光景に癒されました。少しずつ心地よい時間が増えていきますように。幸せを運ぶメジロの折り紙と動画をお届けします。
担当:奥山由香里
ご遺族が思いをともに分かち合う集い
がんなどで大切な人を亡くされた方が、日々の生活のなかではなかなか話すことのできない思いを分かち合う少人数の集いを開催します。あなたの経験やお気持ちを話してみませんか。
日時:2025年3月14日(金)18:00~19:30
場所:Gallery Café ピレネー通り
〒604-8202 
京都市中京区衣棚通姉小路下る突抜町134 
シェモア御池衣棚103
参加費:無料、ワンドリンク制
定員:6名(事前予約制)
           予約は2025年3月11日(火)18時〆切
スタッフからの一言

 

2月のパルタージュは風伝館での開催でした。まだまだ空気は冷たかったですが、中庭を照らす陽射しに少しだけ春を感じながら、思い思いに語り、聴き合いながら、心温まるひとときとなりました。 E.M

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