パルタージュ  メールマガジン 2025年4月号

ヒバリの春特有のさえずりが響き、桜が満開となる4月のはじまり。穏やかな春の訪れを感じていただければと、ともいき京都の『パルタージュ』では、グリーフケアに関するメールマガジンを発行しております。

 

『パルタージュ』では、グリーフケアに関する情報をお届けしながら、皆さまの悲しみに寄り添い、想いを分かち合える場をこれからも大切にしてまいります。

※『パルタージュ』とは、フランス語で「共有する、分かち合う」という意味です。

今月の一言メッセージ
「これからのとき 大切な方を亡くしたあなたへ」(財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団)の冊子より、毎月一言ずつメッセージをお届けします。
今月のおすすめの絵本

グリーフケアに役立つ絵本を毎月ご案内します。一度手にとってご覧ください。

 

今月のおすすめの絵本は『くまとやまねこ』です。

突然、最愛の友だち・ことりをなくしてしまった、くま。
くらくしめきった部屋に、ひとり閉じこもっていたくまがやがて見つけた あたらしい 時の かがやき。
だって、ぼくたちは ずっとずっといっしょなんだ 

自分でできるグリーフケア
父を亡くしてから2年が経ちました。仲良し親子でしたが亡くなる前は幾度かぶつかる事もあり一人寂しさを感じる父に寄り添えなかった、後悔の念が消えませんでした。そんな時、グリーフケアの集いに参加してお話ししたり相談する中で、自分の気持ちを吐き出せたことで心が整理されて「悲しいけど父はもういない」という現実を受け入れられると、気持ちがとても軽くなりました。

その後は目の前にあることに集中できるような時間を作っていきました。朝は気功で始まり、天気が良ければ、鴨を見に池まで1キロのお散歩。自然の中に身を置くと気持ちが良く過ごせます。雨の日は薬膳茶を飲みながら読書。就寝前に1キロのダンベルを!上げ下げする日課を入れると、ぐっすり眠れます。毎日楽しいことを考えるようにして無理せずお休みをとりながら1日1日を大切に過ごすことを心がけています。

担当:服部馨代
ご遺族が思いをともに分かち合う集い
がんなどで大切な人を亡くされた方が、日々の生活のなかではなかなか話すことのできない思いを分かち合う少人数の集いを開催します。あなたの経験やお気持ちを話してみませんか。
日時:2025年4月11日(金)10:45~12:15
場所:風伝館
〒602-8024 京都府京都市上京区室町通丸太町上る大門町253番地 
参加費:無料
定員:6名(事前予約制)
           予約は2025年4月8日(火)18時〆切
スタッフからの一言

 

3月の少人数の集いはGallery Caféピレネー通りでの開催でした。温かい間接照明と優しいBGMが流れる心落ち着く雰囲気のなかで、今日の気分のお茶を飲みながら、思い思いに語り合いました。 M.K.

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下京区, 京都市, 京都府, Japan