パルタージュ  メールマガジン 2025年6月号

 

梅雨入りを迎え、紫陽花に彩られる季節となりました。

初夏の陽気も感じられる今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

『パルタージュ』では、グリーフケアに関する情報をお届けしながら、皆さまの悲しみに寄り添い、想いを分かち合える場をこれからも大切にしてまいります。

※『パルタージュ』とは、フランス語で「共有する、分かち合う」という意味です。

今月の一言メッセージ
「これからのとき 大切な方を亡くしたあなたへ」(財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団)の冊子より、毎月一言ずつメッセージをお届けします。
今月のおすすめの絵本

夕暮れの公園で、乳母車の中から赤ちゃんが空を見ています。東の空から、まんまるい月がのぼってきました。
バレエの練習から帰る女の子や、新しい運動靴を買った男の子、仕事が終わった洋裁店の親子や、ギターの練習をしている人、夕食のかたづけをするおじいさんとおばあさん。町に暮らす人たちも、ふと見あげた空にまるい月をみつけます。
公園にあつまった猫たち、山にいる熊の親子、海でジャンプするクジラの上にも、まるい月が輝いています。
それぞれの人が暮らす、それぞれの場所に、やさしい光がふりそそぐ夜。町の公園では、にぎやかなお祭りがはじまりました。 

自分でできるグリーフケア

~香りの力を味方に~

好きな香りにふれて、ほっとしたり、心がやわらいだりしたことはありませんか?

大切な人を亡くした後、気持ちが沈んだり、寂しさや眠れない夜に悩まされたりすることもあるかもしれません。

そんなとき、今の自分が「心地よい」と感じる香りが、そっと寄り添ってくれることがあります。

たとえば、気持ちが落ち着かない日はアロマキャンドルを灯す、眠れない夜にはラベンダーの香りを枕元に置く、朝の目覚めにはペパーミントティーを味わう……。日々の暮らしの中で、香りを通して自分をいたわる時間を持ってみませんか。

そのとき心地よく感じる香りは、今の心や体の状態を映し出してくれるかもしれません。

香りの力が、あなたのグリーフケアの一助となりますように。

 
担当:近藤めぐみ
ご遺族が思いをともに分かち合う集い
がんなどで大切な人を亡くされた方が、日々の生活のなかではなかなか話すことのできない思いを分かち合う少人数の集いを開催します。あなたの経験やお気持ちを話してみませんか。
日時:2025年6月13日(金)10:45~12:15
場所:風伝館

〒602-8024

京都府京都市上京区室町通丸太町上る大門町253番地 

参加費:無料
定員:6名(事前予約制)
           予約は2025年6月10日(火)18時〆切
スタッフからの一言

梅雨の季節に、淡くやさしい色合いで花ひらく紫陽花(あじさい)

どんよりした雨の日でさえも、わたしたちを優しく包み込んでくれているように感じます。

いつもメルマガをお読みくださりありがとうございます。E.M

次回の配信日は7月11日(金)になります。
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